Contents
彼氏から、お前なら大丈夫だと言われる女性は要注意
普通の女性ならへこみそうな事であっても、彼氏からは、
『お前なら大丈夫だろ』
と、言われているあなた。
本当は全然、大丈夫じゃなく、誰よりも彼氏に慰めて欲しいにも関わらず、自分ひとりで乗り越えられると決め付けられ、優しい一言も掛けてもらえない。
心の中では、
(全然、大丈夫じゃね~よ!何で勝手にそう思うんだよ!)
と、悲痛な叫び声を上げている事ありませんか?
そして、そんな自分の気持ちを何一つ理解してくれず、無責任に大丈夫だとだけ声を掛ける彼氏に対し、一体、どれだけ鈍感なのかと、腹立たしささえ覚えてしまう。
誰より自分の事を理解して欲しく、味方になって欲しい相手から、お前なら大丈夫だという言葉は、思いっきり突き放されたようにも感じますよね。
そう考えると、悪気がなく言っているのは理解できても、憎らしくさえ思えてくる事もありますよね。
しかし、そんな傷ついてるあなたに、厳しい事を言ってしまうようで、心苦しいのですが、彼氏に、お前なら大丈夫だと言わせている原因は、あなた自身にもあるかもしれませんよ?
日頃より、気が強い女戦士だと思われている
多少の事があっても、こいつなら大丈夫だと思われてしまう一番のタイプは、日常、気の強さが全面に出ている女性です。
いわゆる、男勝りな性格(そう思われている)場合には、彼氏の中であなたは、屈強でどんな困難も一人で乗り切る、女戦士のようなイメージが出来上がってます。
その為、普通なら、傍により添い、親身に話を聞いたり、励ましたりするという、彼氏なら当然のアクションも、
(まぁ、こいつ俺なんかより数倍タフな女戦士だし、全然、余裕っしょ)
などと、楽観的に捉えられ、いつもの一言だけ伝えておくかと言うノリで、
『お前なら大丈夫』を言わせている可能性が高いのです。
何故、そんな事になったのか、それは、彼氏の前で、あなたも一人の女性で、人並みに傷つけば、誰かに寄り添い、慰めてもらいたい時があるという、弱い自分もいる事を見せなかった事にあります。
厳しい言い方ですが、これは女性として、彼氏がいるあなたの怠慢と言ってもよいでしょう。
つまり、そんなの付き合っているうちに理解してくれるでしょうと、相手に自分の事を理解してもらうと言う事を、丸投げにした結果なのです。
それを、照れくさい、自己表現が苦手、相手が鈍感なだけと、彼氏が心を見通す千里眼でも備えているかのように、要求ばかりしてきた結果なのです。
好きという気持ちも、言葉や態度に出さなければ相手に伝わらないように、あなたが、本当は彼氏が思っているほど強くなく、部屋で一人泣いている事もあるのに、日頃より気の強い部分だけを主張していては、伝わる事も、察する事もできないのです。
素直さや正直に勝る物はない
気の強い女性が悪いわけではありません。
ただ、気が強いだけの一点張りの女性は、多くの誤解を与えるだけで、その苦しみを理解してもらう事が難しいのです。
生きていく中で、気の強さは時に必要ともなり、強い武器にもなります。
しかし、愛して欲しいと思う相手の前では、それは外敵から身を守る鎧や盾にしか映らず、二人っきりのときにも、それを身に纏った状態でいられると、あなたは、どんな苦しい事があっても、自分を必要とせず、一人で戦える女性なのだと、思い込ませてしまうのです。
それは、彼氏からすれば、自分の事など、最初から頼りにもしていないんだと、寂しい思いをさせているのです。
気の強い女性は、誰かに頼る事を、悪い事、自分が頼りなく見られてしまうのではという、ネガティブな方向で考えてしまいがちです。
しかし、それは、周囲にいる人間から、あなたは必要ではないと、突き放す行為でもあるのです。
仕事であれば、頑張りをアピールしたい、ライバルには負けたくないと、その強気も力となりますが、プライベートや、まして本当は甘えたい彼氏の前では、意識的に引っ込める必要があります。
例えば、何か事が起こったとしても、彼氏に頼るフリをして、任せてみることが大事です。
その時は、自分がやったほうが、絶対に上手くやれるという、競争心は絶対に出さない事。
本当の目的は、困った時は頼らせて欲しい、慰めて欲しい。その為の土台作りなのだと割り切ってください。
人から弱く見られたくないと、思う人もいるでしょうが、その結果、彼氏がいるにも関わらず、一人部屋の隅っこで泣いている姿ほど、哀れさを誘うものはありません。
時には、彼氏の前で涙を見せる、素直さや、正直さが、強気という鎧や盾を貫く、無敵の槍となる事がある事も知っておくと、一人、涙を流すような寂しい日を送る事もなくなりますよ。