もう少し恋愛していたいと言う男
付き合い始めてからそれなりの年月も経てば、女性としても結婚を考えるようにもなります。
そうした気持ちをそれとなく彼氏に伝えると、
『分かってる。でも、○○とは、もう少し恋愛を楽しみたいんだ』
と、交際に関しては前向きでも、結婚に関しては、肯定とも否定ともいえない、一日も早く結婚をしたい女性からすれば、モヤモヤしてしまう返答ですよね。
それでも、本気で結婚したい相手と考えているから、あまり急かすのも逆効果かと考えてしまうと、そう度々、その話をするのも億劫にもなってしまいますよね。
恋愛したいという男は何を考えているのか?
この返答をする男は、大きく2つに分けられると思います。
その2つのタイプをこちらでは、解説していきましょう。
- あなたとの恋愛を心から楽しんでいる
彼氏は、あなたとの恋愛を純粋に楽しんでいます。
この場合の多くは、付き合い始めて、数ヶ月のカップルによくあるケースですが、男によっては、付き合って数年経過しても、その恋愛関係を心から楽しんでいる事もあります。
あなたからすれば、数年単位も付き合えば、もうお互いの事も理解を深める時間としては十分で、ワンステップ先に進みたいと思われるでしょう。
一般的にも、男性に比べ女性の方が、結婚に対しての意識や、適齢期とされる年齢は若いことなども考えれば、交際から結婚へと発展したい気持ちは当然です。
しかし、男性は、女性ほど結婚願望が強い傾向にはありません。
友人、恋人に恵まれた環境であれば、なお更、その居心地のよい時間を少しでも味わいたいと思っているのです。
このタイプは、決して結婚願望がないわけではありません。
その証拠に、恋愛を心から楽しんでいる気持ちを読み解けば、それは、あなたへ深い愛情を持っているという証拠でもあります。
ただ、今の段階では、まだ結婚と言う形に落ち着きたくないというだけであり、ゆくゆくは、結婚を考えるようになります。
ここで大事なのは、あまり焦らせない事です。
急き立てられる結婚を意識させる事は、それに対してネガティブなイメージを持たせる危険性もあり、その必死な姿に、恋心も覚めてしまう可能性もあります。
ここは、結婚したいという気持ちを引っ込め、より彼の心を掴んでいく事に注力されるほうが賢い選択です。
そうすれば、自然と彼から、こんな女性を逃してはならないという気持ちに変化し、プロポーズしてくる事でしょう。
一番、やってはいけない事は、結婚の話で喧嘩をすることです。
これをしてしまうと、彼は、結婚=面倒事というイメージが定着し、話をする隙さえ与えてくれなくなりますので、ご注意を。
- 恋愛を口実に結婚を避けている
こちらのタイプは、恋愛を楽しみしたいと口にしながら、本当は結婚する気などサラサラない男。
結婚の話をされるたびに、
(うぜー、またその話かよ…)
と、本音では、結婚の話に辟易とした思いを抱きながらも、いまの楽な関係を継続させたいが為に、適当な口実として口にしている事が多いのです。
こうした男は、まず、結婚に対して、人生の墓場という固定観念を持っており、結婚した途端から、自分の人生が搾取されると言う思い込みがあります。
その為、恋人としてはあなたの事を見ていても、将来を築く相手としては見ていません。
ただ、恋人のいない人生も何か寂しいものがあると思っているからこそ、引きとめの言葉も吐けば、それとなく繋ぎ止めようとする行動も取ります。
後、このタイプにはもう一つ特徴があります。
それは、浮気性な男が多いと言う事です。
頭から自分の人生観に結婚がない分、前述のタイプとは違った意味で、恋愛を楽しもうと言う考えがあります。
それは、一人の女性だけでなく、いろんな女と恋愛をしてみたいという願望からくるものです。
あなたからすれば、最低な男となりますが、男にも男の人生や恋愛に対しての考えもあります。
ここで喧嘩をしても、得られるものはありません。
もし、これまでに、結婚の話をしてもはぐらかされるだけで、過去に浮気もされたという女性がいれば、悪い事は言いません。
別れたほうが身のためです。
まだ独身を謳歌したいと結婚にためらいを覚える男性と違い、頭から結婚なぞしたくないという男では、現状は同じように思えても、その先にある結論がまったく違ってきます。
後者の男とどうしても付き合いたいのであれば、あなたが結婚と言う目的を捨てなくてはいけません。
でも、それは難しくありませんか?
それと同じぐらい、男も結婚したくないという考えは捨てられないのです。
まとめ
恋愛を楽しみたいという男性にも2つのタイプがある事を理解して頂けたでしょうか?
一つのタイプは、焦りを与えず、これまで以上にその関係を大事にしていけば、自然と相手があなたを愛しく思い、離したくないという気持ちから、結婚を考えるようになります。
もう一方のタイプは、それをただの逃げ口上にするだけで、押しても引いても、結婚へは気持ちが傾く事はありません。
もし、何らかの形でOKを貰っても、結婚生活への努力は皆無です。
そして、
『俺は、最初から結婚なんかしたくなかった。お前がどうしてもと言うからしてやったんだ』
と、あなたへ結婚生活の責任を丸投げしてくる事が関の山です。
この2タイプの見極めは難しいですが、あなたのなかで恋人として最善を尽くされる中で、限界や期間を決めておく事で、そこをラインに結論を出されるのが一番でしょう。
ただ、最後にもう一度、忠告しておきますが、結婚の話で喧嘩は禁物です。
男は女性よりも結婚願望が薄いので、喧嘩をすることで、ネガティブなイメージ、話題と考えるようになり、間違いなく、結婚が遠ざかります。