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大人の女性が女子という表現をすると嫌われる?
何気なく女性が使っている『女子』というワードに、男性が、イラッとしたものを覚える事が多いようです。
その背景には、女子という、いかにも若さや、男性への媚びをイメージさせるものが、神経に障る表現と捉えてしまうようです。
確かに、当てられている漢字を見ても、女と子で、幼さや少女を思わせる印象を与えなくもないという意見にも一理ありそうな気もします。
そして、女子という表現(言葉)を使うに当たり、年齢層が高くなれば高くなるほど、男性陣からの抵抗も強くなる傾向があります。
やはり、無理に若さをアピールしているように見えてしまうのでしょうね。
しかし、スポーツの世界では、女子ゴルフ、女子卓球、女子サッカーなど、普通に使われており、競技によっては、30代の選手も多くいます。
そこで、女子だからと言って、甘えや少女性を指摘する声などは聞かれませんよね?
むしろ、様々なプレッシャーや責任を背負って戦う姿は、性別などは抜きにして、尊敬や感動を覚えるほどです。
でも、一般社会で、同じ30代の女性が、やたらめったらに、女子を連呼しているのとみると、ちょっと違和感を覚えてしまう男性が出てきます。
社会人も、スポーツとは性質が違っても、毎日、大変な仕事をがんばって、それぞれの人生と職責を担っているわけです。
これは、職業差別なのかといえば、そうでもない気がします。
例えば30代のスポーツ選手でも、本人が会話の中で、女子という表現を連呼すれば、やはり、
(お前、女子って幾つやねん…)
と、口には出さずとも、心の中でつぶやく男性はいるでしょう。
そう考えると、職業などは関係なく、大人の女性が、女子という言葉を口にすること自体に、アレルギーにも似た感情を覚えるのだと思います。
女子という表現を許されるのはいくつまで
当然、これは決まりがあるわけでもなく、女性からすれば、男が勝手に決めるなと、怒り心頭な方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、特に気にしたことなく使い、それが原因で好きな男性に嫌われてしまったらどうしようと、思う人だけ読み進めて頂ければと思います。
さて定義はなくとも、やはり、30代の女性が女子を連呼する姿は、
(おいおい、30過ぎて、女子ってなんやねん…)
と思う人は多いのではないかと思います。
逆に考えてみてください。
30にもなった男が、男子を連呼していたら、
(30過ぎた男が、男子ってアホか。無理やりな若さアピールうっといねん)
って、思う女性もいるんじゃないですか?
大人に対して、女子、男子、それを使うのは、決して誤った表現でなくとも、自分を指して使うと、幼稚に見えてしまう部分があります。
10代や20そこそこであれば、普通に聞き流せる言葉でも、そこから年齢を重ねていけば、やはり、もう女子を使うのは控えたほうが良いでしょうね。
女性同士がお酒を飲むときに『女子会』と名称で使う分には、何も感じなくても、もう立派な大人の女性が、彼氏と食事をしているときに
『○○は、女子が好きそうなお店を選ぶの上手だよね』
と、彼氏のセンスを褒めたとしても、
彼氏は、ありがとうと返事をしながら、内心に、
(女子ってなんやねん!お前、永遠の17歳気取りか!)
と、彼氏は、自分の心の中で煮えたぎるマグナを抑えるのに必死になっているかもしれませんよ。
大人による女子アピールは男性には不評と知っておく事
女性同士で飲んだり、話をする場所では、女子でも少女でも構いませんが、男性、それも意中の相手がいる場合に、女子を使うのは気を付けたほうが良いでしょう。
周りが使っているから、自分も何気なくという人であれば、なおさらです。
すべての男性が、女子という表現や言葉に厳しい反応を見せるわけではありませんが、年齢を重ねている人ほど、無理な若さアピールをしていると誤解されかねません。
そして、あなたに良い印象を持っていても、もしかして内面が幼稚な女性なのかなと、せっかく好印象を持ってもらっていても、女子アピールだけで、マイナスにしてしまう可能性もあります。
女性が、男性のちょっとした一言や仕草で、幻滅を覚えてしまう事もあるように、男性にも逆が言える事を知っておいても損はないでしょう。
30にもなった男が、
『超スゲ~』とか『マジ、やべェ』
とかを普段から使っていたら、ちょっと恥ずかしいと思いませんか?
それと同じです。
何も、30代はもう若くないと言ってるわけではありません。
その年齢に見合った魅力の伝え方があり、そこを磨くことが大切だと思うのです。