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【お前が言うな!】過去の行いが共感を妨げることもある

投稿日:2017年5月29日 更新日:

過去の窃盗発言がいまだに尾を引く

どれだけ素晴らしく、共感の呼びそうな事を言っても、常日頃、その人の行いなどが良くなければ、周囲の理解や共感を呼ぶ事が出来ない事があります。

以前にある、女性タレントさんが、育児について言及。

そこで、父親の育児に対する関心や姿勢が、自今満足に終わっている節があり、また、社会全体も母親へ負担を求めすぎる風潮があるとコメント。

これには、最初、多くの現役の母親から賛同や賞賛の声が上がりました。

しかし、その後、一部より、まだ結婚する前にテレビの放送で、少女時代に当時の仲間と一緒に、店の倉庫から物を盗む事を繰り返し、お店をつぶした事を得意気に語ったことで、世間からバッシングを受け、暫くの謹慎を受けた過去の持ち出される展開に。

ここから議論が脱線するまでには至る事はありませんでしたが、発言自体は、至極、共感を覚えやすく、実体験からの提言でもありました。

ですが、時間は経過しても、過去がそれを素直に伝えるときに邪魔することがあると言う事も証明される一件ともなりました。

過去が影のように付きまとう

これは、一般社会でも大いに当てはまる事で、未成年の頃に犯した罪でも、大人にって、それが尾を引く形で、人生に障害となることは少なくありません。

例えば、少年院に何度も入っていた過去を持った男性が、自分の娘と結婚をしたいと申し出てきた時、その過去を知っている場合、娘との結婚を許して良いものかと、不安が頭をよぎることもあるでしょう。

また、就職などでも、そうした過去の犯罪歴が原因で、面接で落とされ続ける人のドキュメンタリー番組などは、皆さんも一度はご覧になられた事があると思います。

現在は、更生し、真面目に生きていても、すねに抱えた傷が、あることをキッカケに疼きだす。
それが、犯した過ちの大きさに比例し、深く自分を傷つける事になります。

よく、テレビなどで、素行不良、迷惑行為を自慢げに、武勇伝のように語っている人が、テレビに出ていますよね。

それを反省し、後悔として語るのであれば、自分と同じ過ちを犯して欲しくないと言うメッセージ性を感じる事もできますが、それをヤンチャという、言葉の置き換えでごまかし、ネタにする。

しかし、その場ではネタで通っても、自分が誰かに何かを訴えたいときに、

【お前が言うな!】と返ってくるのです。

言葉に力があるのではなく、人間力が言葉に力を宿す

どれだけ、正しい事を訴えようと、過去、つまりこれまでの生き方に問題があれば、真の共感を得られる事はありません。

その一方で、過去に傷を持っていても、大きな権力や強い立場を手にした人間は、その過去を触れさせない、また圧力で抑え込みます。

そこにジレンマとも、権力と切り離せない世の中の縮図を見る事にもなります。

ただ、権力を失ったときには、その過去が四方八方から矢のように飛んできて、それが元で、絶命に至る事もあります。

権力の維持が永遠に続かないように、過去で犯した罪も永遠に押し隠す事はできません。

さて、一般的な話に戻りましょう。

冒頭の女性タレントさんのケースでいえば、同じ事を、一般の普通のお母さんが言ったとしたらどうでしょう?

タレントのように大きな反響はなくとも、反感などはなく、共感や支持を受けられることでしょう。

それは、生き方や、そこまでに積み上げてきた人間性が、発言に力を宿し、何の障害もなく伝えることが出来るからです。

もうひとつ、今度は選挙に例えてみましょう。

一人は、真面目に教師人生を歩んできた立候補者。

もう一人は、若い頃にヤンチャし、少年院にも何度も入った事がある過去をもつ立候補者。

同じようなマニフェストを掲げていた場合、どちらが共感を呼ぶでしょうか?

もう、聞く必要もないですよね?

後者の立候補者が、いまをいかに真面目に生きていても、それは特別に偉い事でも何でもありません。

むしろ、世の中の大半の人が、少年院や警察に厄介になることなく生きて、人生を終えられる事が多いのです。

それを、偉業でも成し遂げたように、更生を自慢する人間をみると、腹立たしさか覚えません。

過去に犯した罪を省みない人間よりは、更生し生きる人間が立派である事は間違いありません。

しかし、過去に犯した罪が、人に何かを訴えようとしたときに、説得力に欠くことや、共感を呼びにくいというのも現実です。

さて、ここまで大風呂敷を広げておいて、何を最後に伝えたいのかと言えば、若気の至りという言葉に、世間はそれほど、甘く無いという事を知って欲しいと言うことです。

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