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落ち込んでいる相手を励ますときにやってはいけないこと!

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メールや電話の返事を催促しない

励ました相手が今どのような状態なのかを知りたいという思いから、それとなくメールを送る。この行為自体は悪いわけではありませんが、落ち込んでいる相手からすれば、それすら負担に感じることがあります。

普通であれば、必ず返事をしていた性格の人ほど、励ましてくれている人に早く返さないといけないという気持ちがあります。しかし、とても落ち込んでいるときには、まず自分の気持ちを少しでも落ち着かそうと必死なために、その余裕すら失ってしまっているのです。

励ました手前もあり、相手の反応からそれを知りたいという気持ちもよく理解できますが、返事を期待するような行為は、相手を追い込むことにもなりかねません。

それでも、相手のことが心配でメールなどを送りたいときには、文末に返事は結構ですという旨を伝えておけば、相手への負担を減らすことが出来ます。

落ち込むことを否定してはいけない

人生、望まずとも落ち込むことは必ずあります。

そうした時に、落ち込むことを強く否定することは返って、より苦しめてしまう結果になることもあります。

落ち込むほどの出来事は、ときに自分を省みる良い機会となることもあります。また、立ち直るにしても、人それぞれのペースがあります。そこを考慮せず、一日でも早く立ち直れと言わんばかりの励ましは、相手を焦らせたり、より冷静さを奪うことにもなりかねません。

何事にも動じない鉄の心でも持っているのならともかく、人は傷つくもので、それが当たり前なのです。

その当たり前に対して、否定や責め続ける行為は不要です。

励ましたい気持ちは、相手を思う優しい気持ちであることは間違いありません。ただ、落ち込むこと自体を否定するような励ましは気を付けないといけません。

行動を起こすことだけが励ましではない

誰でも一人でじっくりと考え事をしたいと思うことがあります。

そうした時に、心配だからと自分の気持ちだけを押し付けるような励ましをすることは、逆効果ともなります。

時には、そうした一人の時間を尊重してあげることが、相手からすれば最も有難いと感じることがあるのです。

それでも、何か力になりたいというのであれば、いつでも連絡してくださいという旨を伝えるだけで、相手は自分のことを親身に思ってくれる人がいると心強く思うはずです。

励ましに距離感は関係ありません。ただ、心配しているという思いを伝えるだけで、相手には十分なときがあるのです。

力強く励ますのは、相手が少し立ち直りを見せたときにするのが良いでしょう。

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