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結婚を約束した彼がいるのに別の人を好きになってしまった
すでに結婚を約束している男性がいるにも関わらず、別の男性に心惹かれてしまう。
倫理観や道義的にいえば、決して褒められた行為でもなければ、周囲の反応も厳しいものが多いことが想像されます。
しかし、それでも自分の心であっても、思うようにいかないのも事実。
難しい問題ではありますが、決断しなければいけない問題でもあります。
時には愛情の天秤に身を任せるのもアリ?
結婚を約束した関係であるという事実に縛られるのではなく、ただ、一人の女性として心惹かれる相手といる方が幸せだという考えもあるでしょう。
もちろん、現在、恋人関係でもある相手への、後ろめたさや、別の相手を選んでしまう選択で、これまでより周囲の態度や反応に変化があることも覚悟しておく必要はあります。
ただ、自分の人生を最後まで責任を持つのは第三者ではなく、自分自身だけです。
心から愛せない人と一生を過ごしていく事は、一度しかない人生で、とても大きな後悔を生まないとは言いきれません。
長い人生から見れば、一時の罪悪感と過ちと割り切り、素直に心惹かれる相手を選ぶことも、人生の大事な決断と言えるかもしれません。
辛いことから逃げたい気持ちではないかの確認
相手に惹かれているのではなく、結婚を前に相手への不安や、自分の中で踏み切れない迷いから、逃げ場としていないか。
純粋に男性として惹かれているわけではなく、自分の置かれた状況から、一時だけでも現実逃避させてくれる。
この場合には、例え婚約を破棄し、その相手と一緒になっても、長くは上手くいかないでしょう。
もともと、異性として特別な感情を抱いていた訳でもなく、ただ、結婚から逃げたい一心で掴んだ藁のような存在です。
その苦しい状況から抜け出せば、愛情がある訳でもないので、男女の関係として成立は難しいでしょう。
そして、最も最悪なのが、その選択が、結婚前に感じていた不安や迷いを解決する術ではないという事。
後になって、あの時、なぜ自分は結婚しなかったのかと後悔してしまう。
そうならない為には、とことん自分の気持ちを見詰めなおし、整理すること。
問題から逃げる為だけに選んだ男性では、絶対に幸せは無いことだけは確かです。
別れる場合には出来る限りの誠意ある行動が大切
最後は、いけない事だと分かっていても、既に自分の心が別の男性にあると確信し、別れを決断したケース。
この場合には、前述でも触れたように、結婚を約束した男性からすれば、青天の霹靂ともいえ、どれだけ責められても文句は言えません。
そして、それは男性の家族や友人、果ては自分の家族や友達からも、厳しい声が聞かれるかもしれません。
それでも、最後には自分の気持ちを尊重した決断を下した以上、それらを受け入れることが、相手や自分の人生自体にできる、唯一の誠意であると考えるべきでしょう。
どうせ別れるのならと、一度ならず二度までも、相手の心を踏みにじるようなことをすれば、それはそのまま、自分の人生さえも踏みにじるのと同じです。
付き合う事よりも、別れることの方が難しいものですが、明らかにその理由、原因が自分にあるのなら、それを受け入れましょう。
誠意ある行動を取ることが、長い人生、後々に大きな禍根や、後悔を残さない唯一の手段とも言えます。
相手に恨みや憎しみを植え付けるような別れ方は、自分の人生に暗い影を落とすことにもなりかねません。