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男から嫌われるおすまし顔女
男から不評を買うことが多い、おすまし顔をした女性。
友人たちと一緒に言った旅行の思い出にと写真を撮るときでも、みんなが笑顔の中で、一人だけ、ツンとおすましの表情で映っている。
なにか、気に障る事でもあるのかなと、それとなく聞いてみるも、
『別に…』
と、懐かしい某女優の決め台詞を発するだけ。
こうなってくると、お手上げ状態で、ただ、楽しい雰囲気に水をさすだけの迷惑な存在です。
一体、おすまし顔女は、何を考えているのか、そのいくつかの特徴と理由を探っていきたいと思います。
自分をクールな女と見せたい
同年代と一緒にいるときに、特におすましをする女性は、一つでも自分の方が大人びている事をアピールしたいと思っているタイプに多いです。
大人=クールという発想自体が、まだまだお子様なのですが、本人にとってはいたって真面目で、友達が楽しそうに騒いでいる時に、おすましをする事で、大人の雰囲気を演出できていると思っているのです。
このおすましちゃんは、子供から20前後の女性に多く、年齢的にも成人に差し掛かることもあり、大人に対する意識が過剰気味であることが原因です。
本人にとっては、クールさを発揮しているつもりですが、友達を始めとした周囲からは、
最近、ノリが悪くなっているから、一緒に遊びたくない
あいつが居るだけで、その場の雰囲気が盛り下がる
いつも怒っているようで、気を遣わされる
などなど、本人の意に反して、大人びたイメージどころか、空気を読まない女扱いされる事が多いです。
女子力を高めた結果
メイク、服装、ダイエットなど、女子力を高める事に余念の無い女性が、その努力により行き着いた結果が、
(私、いい女でしょ!)
と、自己満足と自己暗示のダブル効果で、仕上がったタイプ。
いま、正にこのタイプだなと言う女芸人さんがいて、毎回、レギュラー番組のオープニングで、モデル張りのポージングに加えておすまし顔を決めます。
申し訳ないのですが、ただ鼻につくだけで、綺麗になったとも、ちっとも思わないです。
(見て、見て、私、見違えるように綺麗になったでしょ)
という、オーラが溢れかえっています。
この女芸人さんも含めて、女子力アップにより、急におすまし顔になった女性の共通点は、独り善がりな性格の人が多く、周囲との温度差を激しく生みます。
自分の中では、既にいい女の仲間入りを果たしたと思い込んでおり、これまで仲の良かった女友達を見下すような言動が、ちょいちょいと見られるようになるのも特徴の一つです。
その結果、自称・おすまし美人女は、周囲から、腹立たしい勘違い女と評価され、どんどんと距離を置かれていきます。
感情表現が苦手なだけ
強烈な個性を持っていた、さきほどまでの2者と違い、性格上により、上手く自分の感情が出せず、周囲が盛り上がりを見せているときも、本当は混ざりたいと思いながら、距離を詰められず、結果、おすまし認定を受けてしまっているタイプ。
本人も、このままではいけないと自覚し、悩んでいる事も多いのが特徴です。
自身による最低限の努力も必要ですが、こちらの場合は、理解者を一人でも得る事ができれば、それをキッカケに周囲に馴染む事もでき、不名誉な、おすまし認定もすぐに返上可能です。
こちらのタイプは、内向的な性格の人が多く、自分を表現する事を苦手しています。
それでも、アドバイスできる事は一つだけです。
それは、周囲、友達が盛り上がっているときには、笑顔を作る事。
その時には、別に、芸人ばりに、歯をむき出したり、手を叩くなどのオーバーアクションは必要ありません。
ただ、笑顔を作るだけで、周囲はそれに気がついてくれ、自然と輪に入る事ができます。
どうしても、笑顔を作るのが苦手だという人は、一日5分でもよいので、家の鏡の前で、笑顔の練習をして見ましょう。
一週間も続ければ、最初のぎこちない笑顔から、自然な笑顔に近づいている筈ですよ。
笑顔は万国共通で、相手に好感を持ってもらえる武器となります。
おすまし顔の女性の共通点
おすまし顔をする女性の共通点は、自意識過剰であるという事です。
最後のタイプは、少し違いますが、自分を意識するあまり、周囲に溶け込むことを躊躇う点では、多少と自意識の高さがあるのかもしれません。
自分がストレスを抱えるほど、周囲に合わせる必要はまったくありませんが、あなたのおすまし顔や態度が、場合によっては、周囲に変な気を遣わせたり、相手が気分を害している可能性もあります。
自分の事ばかりを考えず、たまには周りの表情や雰囲気を察することも大事ですよ。