Contents
昔から多い金持ち自慢男
世の中にはいろいろな自慢男がいますが、昔から多いのが金持ち自慢男。
自分ひとりで稼いだのならともかく、ただ親や家が代々の資産家というのも多い。
それでも、金持ちである事は変わりないので、それをひけらかすような男の多い事。
共通する特徴の一つが、自分で汗水流したお金ではないので、その苦労や有難みを知らない。
その為、常人では考えられないような散財の仕方もします。
そんな一般常識の範疇外にいる金持ち自慢男は、お金を使い、人を従わせることが多い。
金持ち自慢男の言葉に耳を傾けてみると、その殆どが、為になるような話はなく、ただ、いかに自分がお金を持ち、それで好き放題な生活を送っているかという、愚にもつかない話ばかり。
苦労を重ね、成功を収めた人の話はその一語一句が金言ともなるが、金持ち自慢男の話は、路傍の石ころ程度が関の山である。
意外に多い貧乏自慢男
金持ち自慢男と対極的なのが、貧乏自慢男。
そんな男いるのと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが案外多いのです。
幼少期、またはいま現在においても、いかに自分が貧乏かを、実体験や生活を交えたエピソードを披露してくる。
自尊心を満たしたくて仕方ない金持ち自慢と違い、貧乏自慢男は、貧しい身を武器に周囲の同情を求めてきます。
心優しい友人や女性は、ついついそうした貧乏自慢男の餌食となりやすく、いろいろと助けてあげることになります。
また、人というのは自分より劣っている人間を見ると、安心感や優越感を感じるところが多く、貧乏自慢男は、そうした部分を上手く、くすぐってくるのです。
しかし、それも貧乏自慢男の狙いであり、そうした心の隙間や欲求を、貧しさアピールで刺激し、優しさや施しを狙うのです。
たまに、大して冴えた外見や能力でもない、お金を持っているわけでもないのに、美人の彼女や、多くの友人に恵まれている人がいます。
その中には、貧乏自慢男が潜んでいる可能性があるのです。
面倒な自慢男たちとの付き合い方
まず、金持ち自慢男に関して言えば、金持ちという事で人を見下し、常に優位性を保ちたい一心な事が多いです。
そこを上手く利用、つまり満たしてあげれば、何かしらの恩恵やおこぼれに預かるという事も難しくないでしょう。
昔より、こうした金持ちはおだてには弱く、見栄もあるぶん、自分に従う人間には気前の良さを見せることが多いのです。
太鼓持ちをすることに抵抗さえなければ、表面的な付き合いと割り切り、金持ちの機嫌をとり、そこそこ美味しい思いをするというのも、ひとつの処世術です。
さて、一方の貧乏自慢男といえば、付き合い方というより、見極める事が大切です。
金持ち自慢男と違い、相手にたかってくる要素満載なので、優しさに漬け込まれないように注意しましょう。
貧乏自慢男の特徴は、貧しさを自慢し、それに打ち勝とうとする努力や姿勢がないことです。
自分は可哀想な人というアピールに余念がなく、何かしらの助けを求めてばかり。
弱者に見せかけ、実のところ、人の善意を食い物にする悪知恵の持ち主なのです。
もし、知り合いに、それに当てはまるような男がいるのなら、悪い事は言いません。縁を切ることをお勧め致します。