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好きになった人に恋人がいるのを知っても…
人を好きになる気持ちは自然発生的な部分もあり、その相手にすでに恋人がいる場合もあります。
そうした時に、倫理的な観点から判断すれば諦めるしかありません。
しかし、中には抑えようにも抑えられない気持ちもあります。
好きになってはいけないと思いながら、どこかで人を好きになる気持ちに罪はないとも考え、つらい心境に置かれた立場の中で苦しみを抱えてしまう人もいるのではないでしょうか。
今回はそうしたケースを想定して考えていきましょう。
恋愛関係なら奪っても問題なしでは
好きになった人が結婚をしている手なら、倫理感だけでなく法的な観点からも咎められる事になります。
しかし、あくまで恋愛関係であるなら、そうしたリスクは発生せず、あくまで気持ちの中で成り立っている関係で、相手を自分に振り向かせる行動に問題はないはずという理屈も考えられます。
基本、恋愛は自由なわけで、たとえ好きになった人に恋人がいても、その恋人以上に自分が愛情を持ってもらうことが出来れば、その関係を解消させ、改めて付き合うことも可能とはいえます。
身近な相手の場合には覚悟も必要
まったく知らない相手から好きな人を奪う場合とは違い、知り合いや友人などから同じことを行う場合には意味合いが変わってくるでしょう。
まず、これまでの知り合いや友人からは、節操のない人間として誹りを受ける可能性があります。
また、もし友人関係であればその友情には大きなヒビも入り、好きな人は得たが、そこでつながっていた人間関係をすべて失ってしまうことにもなるでしょう。
誰かから相手を奪うということで考えられるデメリット
まず、真っ先に考えられるデメリットは、自分の恋愛主義を優先することで、いま幸せにある二人の関係を引き裂き、奪い取られた人を不幸にさせるという事実になるでしょう。
そして、人の心を深く傷つけるという事は、ときに強い恨みを生む原因ともなり、それが自身でも想像だにしないような残酷な出来事を招くこともあります。
それこそ痴情のもつれで、大きな事件に発展したという話は古今東西あります。
いかに自由恋愛の思想のもとに生きようと考えても、人の道に外れることやそれに相当する行動をとったときには、人道的なリスクを背負うことは免れないでしょう。
そこまでしても貫きたい恋愛なのか。いま一度自分の気持ちに問いかける必要はありそうです。