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これまで気にしていなかったが
自分では普通に食事をしているつもりだったが、ある時、彼女から食べるスピードが速すぎると注意を受けた。
これまで、そんな注意を受けた覚えがなく、戸惑いもしていれば、本音では、相手に少し口煩いものを感じたという経験はありませんか?
今回は、なぜ彼女がそうした指摘をしたのかを考えていきたいと思います。
食べるペースぐらい好きにさせてほしい
仕事や勉強ならともかく、食べるときぐらい思いのままにさせてほしいと思われる方が多いのではないでしょうか。
たしかに、食事をするペースなどは個人により違って当たり前であり、それを早い、遅いなどで語られたくありませんよね。
しかし、ひとりで食事をしているのであれば、そうした考えは自由なのですが、時と場合によっては事情が変わってくることもあるのです。
彼女が遠回しに伝えたかったこと
彼女は決して、あなたが早く食べることを完全に否定しているわけではないのです。
本当に伝えたいと思っていることは、目の前にある食事に夢中になり過ぎて、まるで自分の存在など目に入っていないあなたの様子に、もやもやした気持ちを抱えているのです。
ただ、それをそのまま言葉にして伝えるには、一人の女性としてのプライドに障るからこそ、遠回しに注意したのです。
あなたには、そんなつもりなど全くなかったのかもしれませんが、一緒に食事をしている相手からすれば料理だけに一生懸命な様子を見せられるのは、あまり気分が良いものではないことも理解しておかないといけません。
また、いかに大好きな料理を前にしたとしても、食べる手を一切休めずという光景は、子供なら食欲旺盛と好意的に思われますが、ある程度の大人がそれをすると、がっついている印象しかありません。
相手との会話を楽しみながらペース配分を考える
大好きな恋人との食事は料理だけでなく、会話やその時間そのものを楽しみたいものです。
気心の知れた友人たちとの食事ならともかく、恋人との食事の時間は、しっかり相手の顔を見ながら会話も交えることがマナーです。
そうした過ごし方の違いは、その後の二人の関係性にも影響もしてくるので、決して疎かにしてよいものではありません。
例えば、あなたが誰かと食事の時に真剣に相談したいことがあるとして、いざ話そうという時に、相手がまともに目も合わせてくれず、終始、何かを口に頬張っているとしたらどうですか?
料理をおいしく食べる人は魅力的ですが、そこだけに集中しすぎると、少し食い意地の張った人という心外な評価を受けることも考えられます。
ずっと相手の顔を見る必要はありませんが、目の前の料理だけに気を取られないよう心掛けておくと、いらぬ誤解を招かずに済むかもしれませんよ。