Contents
息を吐くように嘘をつく人
人間生きていれば、嘘をつかれることも、嘘をついてしまうこともあります。
そして、人それぞれに許せる嘘と絶対に許せない嘘があり、それが人間関係に様々な影響を与えいることだけは確かです。
そんな誰しもの身近に潜んでいる嘘ですが、多くの人は嘘がいけないことであり、人を不愉快にさせたり傷つける行為であることを理解しています。
しかし、なかには嘘がもたらす影響を考えず、まるで息を吐くように嘘をつく人がいます。
今回は、そうした嘘をつくことに対して一切の罪悪感を持たない人を考察しながら、そうした人を身近に持っている人を前提とした対応などを考えていきたいと思います。
平気で嘘をつける人間の心理と特徴
どのような類の嘘であれ、人を騙すという事は同じであり、それを自覚している人間であれば、それがいけない事であるという事は理解しているはずです。
しかし、嘘を平気で何度もつけるという人は、騙す行為を自覚していても、騙される人間が愚かで悪いという質の悪い理屈を正当化している部分がみられ、嘘をつくことに何の抵抗も感じないのです。
こうした人間のなかには、人が騙されている様子を見ることに愉悦を覚えていたり、騙すことで自分が利益を得られるというメリットに目が眩み、それらを優先していることから、普通の人がもつ一般常識や良心が欠けた点がみられます。
もし自分の周囲にそんな人間がいたらどうするか?
もし友人や恋人が平気で嘘をつき、それを注意しても改善がみられないという場合には、その人間関係の維持にさえ支障をきたします。
嘘をつく行為は不誠実な人間とも判断できるので、そんな不誠実な人間と付き合うことは必ず頭を悩ませる種ともなります。
もちろん親しい間柄としているなかには、良い一面と思えるところもあるのでしょう。人は誰しも欠点を持ち、ときにそれを許しあえることを必要とされることもあります。
しかし、友人相手に平気で嘘をつくような人間が傍にいれば心休まることもないですし、嘘の内容によっては許し難い被害を受けることも考えられます。
どれだけ嘘をつかれても、その相手を最終的には許せる自信や覚悟を持っているのなら構いませんが、いつか嘘をつくことをやめてくれるという根拠のない希望的観測で付き合うと、最後に馬鹿を見るのはあなたということもありえます。
人間関係をメリット、デメリットだけ考えるのもドラスティックな印象を受けますが、ときに自分の人生に害をもたらすような人がいることも認めることも大事です。
嘘によって傷つけられ、裏切られたときにも、自分の心には憎しみが残らないと言い切れるぐらいでない限りは、平気で嘘をつくような不誠実な人間との関係は解消した方が身の為でしょう。