付き合っている彼氏に我侭が言えない
友達や家族の前では、ちょっとした我侭や、自分の意見も主張できるのに、彼氏を前にすると、我侭一つ言えずにいる。
こうしたケースでは、恋人関係でありながら、もう一つの人間関係が、女性のなかで作り上げられている事が多いです。
つまり、対等な関係ではなく、彼氏との中に上下関係のようなものが出来ているケースです。
ありがちなのが、付き合う前には、彼氏があなたにとって、ずっと憧れの人だったという場合、交際が始まっても、その憧れの人という気持ちが続き、心のどこかで付きあってもらっているという、自らを、一歩下がった立場に置いていることがあります。
その他では、少し年上の男性と付き合っている場合もあります。
(えっ?普通は、年上の人と付き合う時って甘えさせてくれる事が多いんじゃ)
と、思われる方も多いでしょうが、それは甘えん坊気質な人や、甘え上手な人限定です。
先ほどと少し似ていますが、同年代の男性にはない、立ち振る舞いや、教養、品格を備えた年上彼氏であった場合には、付き合う女性も自然と、同等とまではいかなくとも、一緒にいて恥ずかしい言動だけはしてはいけないと、自分で作り出した、目に見えないプレッシャーを感じている事があります。
両方に言えることですが、女性が彼氏に合わせようと頑張りすぎる事で、無意識か、意識的か、自分を抑え込み、それが長く続く事で、自分は彼氏の前では、我侭一つ言えないほど無理しているのかなと、悩んでしまうのです。
我侭が相手を失望させると思わない事
憧れや、自分より遥かに大人である事にプレッシャーを感じ、彼氏の前で自分を出す事や我侭を言ってしまう事は、相手を失望させてしまうのでは、悩まれているかもしれません。
しかし、あなたが一人、そうして悩み苦しんでいる事を知らされない事の方が、後に知ったとき、彼氏を失望させる事になります。
あなたと一緒にいて楽しいと思っていたのは、自分だけだったのかと、あなたが悩んでいた事に気付けなかった自分を責めてしまうかもしれません。
最初は、あなたの憧れや、強い思いから始まった恋愛だったかもしれません。
それでも、彼氏もあなたという女性、人柄に惹かれたからこそ、いま恋人として一緒に入るのですから、あなた一人が、自分を抑え込むような事は望んでいないはずです。
また、悩みを抱え続けると、自然と表情も曇りがちになり、その原因である彼氏を前にした時に、そんな顔を見せ続けていると、自分と一緒にいても楽しくなさそうだなと誤解をされてしまう可能性もあります。
それは、男性が一番好きなあなたらしさを、自分で奪ってしまう行為にも繋がってしまうのです。
周りを振り回すような我侭や、人の気持ちを考えないような自己主張は、人間関係に溝を作るしかありませんが、あなたらしさを我侭と一緒にするような考えは、あなたも、あなたを好きになってくれた彼氏も不幸にする事になります。
彼氏と一緒にいる時、心から笑顔でいられているかを一番に大事にしましょう。
自分らしさを我侭と思い込んで、無理だけはしないようにして下さい。