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別れたいと思うことはいけないこと?
交際相手、または配偶者が世間に迷惑をかけるようなスキャンダルを起こしたとき、以前のように一緒にいる自信がなくなり別れを考えるようになった。
しかし、相手が辛い状況であるときに別れを伝えるのは、人から薄情だと言われてしまうそうで怖い。
今回は、そんな前提のケースを考えていきたいと思います。
恋人関係と婚姻関係では違う点も
まず、恋人と配偶者とでは世間からの注目に違いがあります。あくまで恋愛関係にあるだけでキャンダルを起こした人と結びつけるひとは少ないでしょう。
しかし、配偶者となれば人生のパートナーであり家族の一員ということで、スキャンダルの内容によっては同じように厳しい視線が注がれることも考えられます。
世間の反応に多少の違いもありながら、渦中の人物となった相手と一緒にいる自信がなくなったという思いに違いはなく、ここからは同じケースとして考えていきたいと思います。
スキャンダルでショックを受けたのは誰?
スキャンダルを起こすまでは大切な人であったことは変わりません。それでも相手の起したことに対してのショックは、ある意味で世間以上にショックを受けたことも事実のはず。
相手のこれまで知らなかった人間性や人格を知ってしまった事で、傍にいられる自信がなくなったとしても、それは不思議でも悪いことでもありません。
もちろん、スキャンダルを起こした当の本人やその近しい人たちからは、一度の過ちぐらいは許してほしいという思いもあるでしょうし、そうした人たちからすれば、悪いことが起きたらすぐに見捨てるのかという気持ちになるかもしれません。
しかし、それであなたが薄情な人間となるのかと言われたらそれは違います。
あくまで、あなたを引き留めたい人たちや、相手の立場になってものを考えられない一部の人たちによる悪態に過ぎません。
薄情というレッテルに惑わされないで
大切なことは、全く関わりのないスキャンダルで傷つけられたのはあなたも同じだという事です。
それでも相手への気持ちが変わらず傍にいると決断する人もいれば、完全に相手への信頼を失い共に歩めないと決断する人もいます。
自分の人生に関わりのない人たちが、支えることを美談に仕立てようと、それが何の役に立つのかと考えれば、自分の人生の決断を他人に委ねてはいけないという結論に行き着くはずです。
絶対に後悔のない決断はありません。しかし、自分が下した決断ならたとえ後悔となってもいつかは受け入れられるはずです。
あなたの人生に何の責任も持たない人たちによる薄情というレッテルなど気にせず、自分の気持ちや意思を尊重してください。