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犯罪者によって創作文化へ規制の手が入る事に納得できない!埼玉県警の申し入れを考える

投稿日:2017年6月14日 更新日:

強制わいせつ容疑で男を逮捕!漫画作者に異例の申し入れ

成人向けの漫画作品で行われていた手法を真似たと、強制わいせつ容疑で逮捕された男からの供述により、その模倣となった作品を描いた作者に埼玉県警が異例の申し入れをした事が分かりました。

この事に、表現の自由を奪う行為だと、反発の声が起こっている中で、埼玉県警は、今後も似たような事件が起これば、同様の申し入れを行う考えを示したそうです。

模倣された作品はどんな内容だったのか?

調べてみると、作品の設定は、放射能検査をしたいと名乗る男が、女児宅に上がりこみ、淫らな行為に及ぶと言う内容だったようで、逮捕された男はこれまで分かっているだけで、同様の手口で、8件の犯行に及んだとのこと。

(これまでに反抗の行われた市内では、小中学生を狙ったわいせつ事件が20件以上報告されており、余罪もあり得る状況)

確かに、作品を模倣して犯行が行われたと言う自供がある以上、県警も放っておけないと考えたのは、分かりますが、一人の馬鹿な犯罪者により、今後も、著作物に申し入れをされる可能性がある前例を作った事は、創作物に関わる者とにとっては、複雑な心境でしょうね。

そもそも、これまでも、こうしたわいせつ事件では、犯人が偽りの職業を名乗り、被害者の警戒心を解き、部屋に上がりこんだと言う事件は、数多くあります。

勿論、それ自体が人の良心に付け込んだ卑劣極まりない犯罪である事は疑いようが無いわけですが、過去に多くの類似事件がありながら、今回に限り、犯人の自供にあったからといって、作者に申し入れするという決断には、やはり、納得の出来ないものがありますね。

作中の放射能検査という設定に問題があったのか

憶測ですが、作中で犯行に及んだ男が騙った、放射能検査という設定に、問題があったのかなと考えてみました。

前述でも触れたように、過去にも、配送業者や、営業職、管理会社を騙った、わいせつや強盗事件は数多くありました。

それでも原発問題を抱える日本では、放射能検査を利用して、わいせつ事件を起こすと言うのは、敏感にならざる得ない背景があります。

現にこのニュースが報じられ、初めてこの作品を知った人たちの中にも、放射能検査を設定に盛り込んだところに、強い反応が示されているなど、やはりそこに拒絶反応がある事は確かめられます。

もし、これが、放射能検査という設定でなければ、申し入れまでしたのかと考えると、日本全体が抱えるトラウマに触れたと言う印象を受けますね。

表現の自由はどこまで許されるのか

こうした事件が起こるたびに、創作物と現実の境目を引かずに、規制を口にする人たちが出てくる訳ですが、それを認めてしまえば、創作物の発展に大きな杭を打ち込み、廃れていくことも考えられます。

お名前を出して申し訳ないですが、世界のキタノで知られる、北野武(ビートたけし)さんも、その作品が殆ど、やくざを扱ったもので、それを見て、ヤクザになったという人が現れれば、申し入れするのかという話にもなります。

また、わいせつ事件で言えば、アダルトDVDを扱った業界などは、実際に人間が演じている訳で、そこに触発を受けると言う意味では、漫画より強くなるはず。

今後、事件を起こした人間の口から、○○から影響を受けた、それに倣ったという発言が一つでもあれば、ガンガン申し入れをしていくという流れにもなります。

そんな事になれば、もう日本では、聖書のような作品だけしか創れなくなりますよ。

何が悲しいって、罪を犯した一部の人間によって、多くの人がフィクションとして楽しんでいた作品、世界に、容赦ない規制の手が入る事です。

性的な描写にせよ、暴力を題材にした物にせよ、多くの人は、それを創作物として楽しんでいる訳です。

そこに、一人、作品を見て犯行に及んだと言う馬鹿が現れて、規制を掛けられたら、作者もそれを楽しんでいる人たちもたまったものじゃないですよ。

一体、作者が一つの作品を作り上げるのに、どれだけの労力と時間を使っているのかも考えてほしい。

こんな事で、イチイチ、作品を問題視していたら、どんどん窮屈な世界になっていき、そのストレスで、また違った犯罪を生むだけですよ。

犯人の自供があっても、安易に作品や作者を紐付けるような、申し入れは、創作文化には、百害あって一利なしです。

事件を起こした人間に一番の問題があり、被害者に償いを行わなければならないのも加害者の男です。

そこに、何故、作品や作者が連帯責任を取らされる形をとったのか、埼玉県警の判断には、首をかしげるしかありません。

これを共犯と結びつけるような考えが起こるのなら、申し訳ないが、その男の両親にこそ、その責任もあるとう考えが成り立ち、何かしらの処罰、注意を行う必要もあり得て来ます。

あくまで、強制わいせつの罪は、男にあり、男が担うべき事。

たった一人の犯罪者の行いで、何故、それまでルールを守って楽しんでいた人たちの権利まで脅かされないといけないのか。

これほど、警察が性犯罪に厳しく(不条理)対応するのなら、身内(警察関係者)が性犯罪を起こしたときに、一般人より重い刑を課してほしいですね。

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